DIARY

インクジェットににじまない蛍光ペン「固形蛍光マーカー(1本150円)」を使い比べてみた

2012-09-27 02:06
日記

買ったのはこの3種類

インクジェットプリンターで出力した文字の上に、蛍光ペンで線を引いて絶望した事はありませんか?
滲むんですよね。
ペン先も黒くなるし。
いちいちコピーを取りにいくのも面倒だし、かといってレーザープリンターを買うのも微妙。

国会図書館の近代デジラルライブラリーを印刷して線を引きながら読みたかったので「蛍光ペン」「インクジェット」「にじむ」でGoogle検索してみました。

するとステッドラー社の蛍光ペンならインクジェットでもにじまないとの情報が。
高校・短大とデッサンの授業が大嫌いだったので、ステッドラー社の名前を聞いただけで眉間が室井管理官。

どうやらこのインクジェット用蛍光ペンは「固形蛍光マーカー」と言うらしいです。
池袋のLOFTに行ったら他のメーカーからも出てました。
計3本あったので使い比べてみる事に。
値段はどれも1本150円(税抜)

早速、我が家のインクジェットプリンターで維新風雲談 : 伊藤・井上二元老直話を出力。
色や使い心地を試します。

プリンターはCanon MP610

プリンターはCanonのMP610を使用。
出力後2〜3分おいてから線を引きます。

amazonでインクジェット用蛍光ペンのレビューを読んだら「クレヨンのような使い心地」との事。
想像もつきません。

STAEDTLERの固形蛍光マーカー「Textsurfer gel(テキストサーファーゲル)」

STAEDTLER Textsurfer gel

Textsurfer gelを使った

まずは我が青春のトラウマSTAEDTLER社の「Textsurfer gel(テキストサーファーゲル)」から行ってみましょう。

キャップを開けてみるとびっくり。
ペン先太っwwwwww
透明感のある先の丸い直径8mmくらいのペン先。

さっそく線を引いてみるとペン先が削れる。
なるほど、これはクレヨンだわ。

にじみは普通の蛍光ペンよりはるかに軽減されています。

色は思っていたよりはるかに薄い。
ペン軸の様な鮮やかな色を期待していたのでちょっとがっかり。

OHTOの固形蛍光マーカー「Rouge(ルージュ)」

OHTO Rouge

Rougeを使った所

次、OHTO社の「Rouge(ルージュ)

こちらはまた更に太っといなぁ。
存在感がパネェwww
STAEDTLERに比べたらペン先の透明感がない。

平べったくて先端は山型にカットされています。
5mmくらいの線が引けます。

若干柔らかい印象で、削れてカスが結構でます。
ペン先が太いせい?

Sharpieの固形蛍光マーカー「GEL HIGHLIGHTER(ジェル ハイライター)」

Sharpie GEL HIGHLIGHTER

Sharpie GEL HIGHLIGHTERを使った所

最後はシャーピー社の「GEL HIGHLIGHTER(ジェル ハイライター)

こちらも太っといw
ペン先の透明感・柔らかさ・線の太さなど、全てにおいてRougeと大差ない印象。
カスは一番多いかも。
ペンのデザインはこれが一番すき!

結局どの固形蛍光マーカーが良かったのか?

おすすめはSTAEDTLER社の「Textsurfer gel(テキストサーファーゲル)」です。
他の2本に比べてカスがほとんど出ないのが決め手。

が、ぶっちゃけどれも大差ないです。

固形蛍光マーカーの難点

厄介なカス

とにかくカスが厄介ですね。
カスを落とそうと手で払ったら線が引けちゃいました。
この辺もクレヨンっぽいです。

本に使用するのは避けた方が良いかも。
カスを取りきれないと反対側のページにつきます。

カスが服にもついちゃったんですが、洗濯で落ちるのかなぁこれ。

ペン先が太いのでなかなか狙った所に引けません。
ヒットするまで何度も引いたらちょっと黒くにじみました。
いくらインクジェットOKといっても限界はあるようです。

固形蛍光マーカーの良い所

インクジェットOKは本当でした。
プリントアウトしてからインクが乾くまで時間をおけば、よりにじまない印象です。
裏写りしないのも嬉しい。

クレヨンと違い、カスを奇麗にとりのぞけば線を引いた所をこすっても色が広がる事はありません。

固形蛍光マーカーまとめ

3本ともにじみの軽減度・色・描き味はほぼ同じです。
ペン先が削れて短くなったらペンのお尻をひねってスティック糊のように繰り出してつかいます。

固形のペン先を作っている会社は同じで、OEMで作られているような印象。
(STAEDTLERは透明感とカスの出具合をみると独自かも?)

個人の趣味でオレンジばかり買ってきましたが、他にも黄・緑・ピンク・青などもあるようです。

慣れるのに時間はかかりますが、使いこなせたら史料チェックにかなり便利だと思います。
見かけたら試してみてはいかがでしょうか?

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